|
都心部に網の目のように張り巡らされて最盛期(昭和36−37年)には41系統。総延長約213キロ。生活の足だったのですね。開通は明治36年に21系統(いずれも一部分)。廃止は昭和38年から47年にかけて。荻窪駅前から新宿駅前(14系統)が一番早かった。この杉並線は軌間の狭い(1067mm)西武鉄道から引き継いだものだったのです。 廃止後の都電は杉並線しか走れなかった2000形が長崎で、7000形が函館で、今も活躍しています。 専用軌道を走っていた29系統と38系統の電車が通っていた区間はその跡を整備して、緑道公園として残されている所も有ります。それは、亀戸緑道公園と大島緑道公園です。その中には都電のガ−ダ−橋がそのまま使用されています。 |
新宿駅前(二幸前) 須田町・荻窪・水天宮・ 新佃島・両国などへ |
日本橋三越前 王子・新橋・上野・ 品川・南千住などへ |