大隈講堂・演劇博物館



大隈講堂
      

大隈講堂は早稲田大学の象徴ともいうべき建物である。
昭和2年に建てられたゴシック建築で、この時計塔の高さは126尺(約38メートル)。これは早稲田大学の創立者である大隈重信が「人間は摂生すれば、生成期の5倍、125歳まで生きられる」という「人生125歳説」を持論としていたことに由来する。講堂が建てられて70年余になるが、その斬新なデザインはいまをもってしても、少しも古さを感じさせない。



演劇博物館

早稲田大学キャンパス内にある大隈重信の銅像の前が構内の十字路になっていて、右に曲がると正面に演劇博物館がある。正式名称は「早稲田大学坪内博士記念演劇博物館」。
昭和3年、坪内逍遙の古希と「シェークスピア全集」の完結を記念して、シェークスピア時代の劇場、「フォーチュン座」をほぼ型どって建てられたもので、正面玄関はその劇場の舞台になっている。
この博物館には、日本の芸能の発端から能、狂言、人形浄瑠璃、歌舞伎、新劇などに到るまでの演劇に関するたくさんの資料を収集して展示されている。
一般にも公開され、開館時間10:00〜17:00、入場料は無料、日曜日も開館しているが、祝日および連休となる日曜日、大学の授業休止期間中は休館となる。

問 合 せ     Tel  03-5286-1829
ホームページ    http://www.waseda.ac.jp/enpaku/index.html